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鉄筋コンクリート住宅が雨漏りする原因
2020.01.21
みなさんこんにちわ!
ガイソー沼津の佐野です!
『鉄筋コンクリート』という響き、すごく頑丈なイメージですよね。一般的に鉄筋コンクリート住宅というと、木造住宅よりも
丈夫
長持ち
防水性が高い
みたいな印象があるのではないでしょうか。
このようなことから『鉄筋コンクリートの住宅なら、木造と違って雨漏りとは無縁!』という認識の方がよくいらっしゃるのですが…
それは大きな勘違いです。
鉄筋コンクリート住宅でも、木造と同じように雨漏りは起きてしまいます。
ですが『鉄筋コンクリート住宅 = 雨漏りと無縁』という印象を持つ人が多いため、
軽微な雨漏りだと『雨漏りに気づかない(認識しない)』ケースが結構多いんですよ。
じつは長期間にわたり雨漏りを放置してしまっていた…!という状態になってしまう住宅も少なくありません。
(特に最近は昔ながらの木造住宅でなく、鉄筋コンクリートで住宅を作る方も多いですから…)
ガイソー沼津の佐野です!
『鉄筋コンクリート』という響き、すごく頑丈なイメージですよね。一般的に鉄筋コンクリート住宅というと、木造住宅よりも
丈夫
長持ち
防水性が高い
みたいな印象があるのではないでしょうか。
このようなことから『鉄筋コンクリートの住宅なら、木造と違って雨漏りとは無縁!』という認識の方がよくいらっしゃるのですが…
それは大きな勘違いです。
鉄筋コンクリート住宅でも、木造と同じように雨漏りは起きてしまいます。
ですが『鉄筋コンクリート住宅 = 雨漏りと無縁』という印象を持つ人が多いため、
軽微な雨漏りだと『雨漏りに気づかない(認識しない)』ケースが結構多いんですよ。
じつは長期間にわたり雨漏りを放置してしまっていた…!という状態になってしまう住宅も少なくありません。
(特に最近は昔ながらの木造住宅でなく、鉄筋コンクリートで住宅を作る方も多いですから…)
鉄筋コンクリートで雨漏りが起きる主な原因
鉄筋コンクリートで雨漏りする原因は、圧倒的に『破損』が多くなります。
『鉄筋』『コンクリート』 = 『強い』という印象があるでしょうが、いわゆる『経年劣化』が普通に起こりますからね。
(古い学校やビルとかにヒビが入ってる状態とか、見たことありませんか?)
ひと言で『破損』といっても、その内容は大きく次の2つに分かれます。
コンクリートの『継ぎ目』が破損
鉄筋コンクリート性の建物には水の侵入を防ぐために
防水層
シーリング(コンクリートの継ぎ目を埋める素材)
という施工がされています。
ですが、防水層の寿命はおよそ10年前後、シーリング材の寿命は早くて3〜5年、長くて10年ほど、と言われています。
日光や雨風によるダメージによって徐々に経年劣化が進み、これらの継ぎ目用破損してしまうんですね。
これらの継ぎ目素材が破損することで、隙間から雨漏りが発生するケースです。
防水層
シーリング(コンクリートの継ぎ目を埋める素材)
という施工がされています。
ですが、防水層の寿命はおよそ10年前後、シーリング材の寿命は早くて3〜5年、長くて10年ほど、と言われています。
日光や雨風によるダメージによって徐々に経年劣化が進み、これらの継ぎ目用破損してしまうんですね。
これらの継ぎ目素材が破損することで、隙間から雨漏りが発生するケースです。
コンクリート『自体』の破損
コンクリートは非常に頑丈なイメージがあるとかと思いますが、やはり『何かがぶつかった』などの外的要因によっても壊れてしまうことがあります。
(大型の台風が来たときなどは、風で飛ばされたものがぶつかったりして意外に大きなダメージを受けているものです。凄まじい速度で物が飛ばされますからね…)
また、コンクリートも一般的な物質と同じように
温度が高くなれば膨張し
温度が低くなれば縮小する
という性質を持っており、天候や気温によって目に見えないレベルの膨張・収縮を繰り返しています。
長年この影響を受け続ければ、コンクリートでもいずれはひび割れが発生してしまいます。
この『破損したコンクリートの隙間』から雨水が侵入し、雨漏するケースですね。
(大型の台風が来たときなどは、風で飛ばされたものがぶつかったりして意外に大きなダメージを受けているものです。凄まじい速度で物が飛ばされますからね…)
また、コンクリートも一般的な物質と同じように
温度が高くなれば膨張し
温度が低くなれば縮小する
という性質を持っており、天候や気温によって目に見えないレベルの膨張・収縮を繰り返しています。
長年この影響を受け続ければ、コンクリートでもいずれはひび割れが発生してしまいます。
この『破損したコンクリートの隙間』から雨水が侵入し、雨漏するケースですね。
“築年数の浅い”鉄筋コンクリート住宅の雨漏り原因
ここまでで、鉄筋コンクリート住宅が雨漏りする大きな原因が『経年劣化』ということはご理解いただけたかと思います。
じゃあ築年数の浅い、いわゆる『新しい鉄筋コンクリート住宅』なら、雨漏りは無縁なのか?
たしかにコンクリート自体は丈夫で水に強く、建てたばかりの鉄筋コンクリート住宅が雨漏りすることは普通ありません。
築年数が浅い場合は『施工不良の可能性』も!
ですが…住宅を『建てる』さいに、人為的なミスが発生しない保証はどこにもありません。
施工業者のミス
手抜き工事
など、様々な『人的要因』によって築年数が浅い住宅でも雨漏りは発生します。
逆に『鉄筋コンクリート住宅は丈夫で、築年数が浅い間は雨漏りしない』という意識を持っているぶんだけ、
雨漏りに気づくのが遅れ、長い間放置していた…なんてことも。
たとえ築年数が浅い鉄筋コンクリート住宅でも、雨漏りしないという保証はどこにもないことをしっかり認識しておきましょう。
鉄筋コンクリート住宅で雨漏りを放置すると…
雨漏り自体、放置すると非常に大きな影響があるのですが…とくに鉄筋コンクリートの場合、
雨漏りを放置していたことで『コンクリート内部の鉄骨が錆びてしまう』という問題があります。
鉄筋コンクリートの住宅にとって、鉄骨はまさに『骨』。
ここが雨水で錆びて腐食してしまうと、家屋に与えるダメージは計り知れません…!
雨漏りを放置していたことで『コンクリート内部の鉄骨が錆びてしまう』という問題があります。
鉄筋コンクリートの住宅にとって、鉄骨はまさに『骨』。
ここが雨水で錆びて腐食してしまうと、家屋に与えるダメージは計り知れません…!
【注意】鉄筋コンクリート住宅の構造は『雨漏りしやすい』!?
鉄筋コンクリート住宅は見た目がオシャレなので、最近では住宅を建てる際に木造でなく鉄筋コンクリートを選ぶ方も増えてきています。
ただ、一応覚えておいて欲しいことが…。
鉄筋コンクリート住宅でよく使われている『構造』が、じつは『雨漏りが起きやすい』構造だったりもします
(もちろん、作っている方も分かっているので、徹底的に雨漏り対策していると思いますが)。
鉄筋コンクリート住宅の構造において特に注意するべきポイントが『屋根』です。
鉄筋コンクリート住宅の屋根は『陸屋根(ろくやね)』と呼ばれる、フラットで傾斜のない構造となっているものが一般的です。
この陸屋根が、雨漏りしやすい構造なんですよ。
水が溜まりやすい構造
軒がない
鉄筋コンクリート住宅が雨漏りに弱いポイント1.屋根に水が溜まりやすい
鉄筋コンクリート住宅でよく採用される陸屋根はフラットで傾斜がなく、
選択スペースや屋上菜園などにも活用できるスペースとなるので人気です。
が、この『フラット』が原因で『水が溜まりやすい』という性質があります。
(基本的にちゃんと排水溝は設置されているので、まったく水が流れないという訳ではありません)
さらに、陸屋根は『人が歩くことが多い』ぶん、床(ようは屋根)が摩擦で擦れて防水層が剥がれやすいんです。
選択スペースや屋上菜園などにも活用できるスペースとなるので人気です。
が、この『フラット』が原因で『水が溜まりやすい』という性質があります。
(基本的にちゃんと排水溝は設置されているので、まったく水が流れないという訳ではありません)
さらに、陸屋根は『人が歩くことが多い』ぶん、床(ようは屋根)が摩擦で擦れて防水層が剥がれやすいんです。
鉄筋コンクリート住宅が雨漏りに弱いポイント2.軒がない
陸屋根は木造の屋根と違って、ふき下ろした端(軒)がなく、外壁部分が雨風をダイレクトに受けてしまいやすい構造となっています。
いわば『雨の中で傘をさしていない状態』だと思ってください。
外壁部分や屋根と壁の付け根がよりダイレクトに雨風に晒されるぶん『経年劣化』が進みやすいんです。
先ほど少し書きましたように、鉄筋コンクリート住宅の外壁には継ぎ目にシーリング施工などが施されており、
雨水の侵入を防いでいますが、これらの素材は『経年劣化』を起こします。
陸屋根の構造は、この経年劣化を早める恐れがあります。
いかがでしたでしょうか?
以前ご紹介した、陸屋根に多い雨漏りの内容にも関連していました。
是非そちらも合わせて参考にして下さいね!
最後まで閲覧いただきまして有難うございました!
いわば『雨の中で傘をさしていない状態』だと思ってください。
外壁部分や屋根と壁の付け根がよりダイレクトに雨風に晒されるぶん『経年劣化』が進みやすいんです。
先ほど少し書きましたように、鉄筋コンクリート住宅の外壁には継ぎ目にシーリング施工などが施されており、
雨水の侵入を防いでいますが、これらの素材は『経年劣化』を起こします。
陸屋根の構造は、この経年劣化を早める恐れがあります。
いかがでしたでしょうか?
以前ご紹介した、陸屋根に多い雨漏りの内容にも関連していました。
是非そちらも合わせて参考にして下さいね!
最後まで閲覧いただきまして有難うございました!
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