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屋根塗装する場合の注意点~アスファルトシングル~
2019.09.09
こんにちは!
ガイソー沼津店の佐野です!
今回は屋根塗装をする場合の注意点・アスファルトシングル編です☆
まずアスファルトシングルという屋根材をご紹介しますね。
アメリカやカナダでは一般的に普及している屋根材で、80%以上の住宅で採用されているといわれています。
日本では2007年の建築基準法の改正により、一般の住宅やマンションで使用されるようになりました。
素材本体の厚さは約6mmと軽く、防水シートが仕上げ材となっているため、防水性が高いのが大きな特徴です。
耐久性は10年から20年とされているため、10年~程度がメンテナンスサイクルの目安となります。
次はアスファルトシングルのメリット・デメリットについてご紹介します!
☆メリット
1.防水性が非常に高い
2.表面の砂粒や天然石が緩衝材になるため、防音性が高い
3.柔らかいため複雑な屋根や曲面にも施工できる
4.重量はスレート屋根の約1/2と非常に軽量なため、葺き替えを行うことで耐震性を高めることができる
☆デメリット
1.水分が滞留しやすいため、コケや藻が生えやすい
2.軽量で薄いため、強風で剥がれが発生する可能性がある
3.国内では普及していないため、施工可能業者が少ない
4.塗装するには吸い込みムラができやすいので、技術や知識が必要
上部であげたのはほんの一部です。
アスファルトシングルは、表面の石粒の剥がれが気になる場合や、屋根材を保護したい場合は塗装で補修を行います。
剥がれや浮きがあるなら、部分的に補修を行うこともあります。
しかしメンテナンスとして行うことの多くは葺き替えやカバー工法のようです。
☆まとめ
アスファルトシングルは柔らかく、瓦屋根のような硬い屋根材のようにひび割れたり、金属屋根材のようにサビついたりしないメリットがあり、
石粒で覆っているため傷つきにくく、防水性・耐候性・耐久性に優れ、軽量で耐震性も高いため、地震対策にも適した屋根材です。
しかし強風によって剥がれや破れが起きる場合があり、施工の際は接着剤や金物で屋根に圧着しますが、耐久性を確保するには施工時に技術が必要です。
経年劣化によって異常が起こる場合もあるので、5年〜10年ごとに定期メンテナンスを行うべきといえます。
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