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破風の役割~劣化の原因・対策~
2019.09.15
こんにちは!
ガイソー沼津店の佐野です!
さて、皆様【破風(はふ)】ってご存知ですか?
『破風』とは、建物屋根の妻側(=端)の部位を指します。
一般的な住宅の屋根の形状に「切妻(きりづま)」があります。
切妻屋根は三角形になっており、三角形の壁面が妻で、三角形の斜辺部分が破風です。
そして、その破風に取り付けられている板のことを「破風板(はふいた)」といいます。
破風板は屋根と壁の間にある板であり、いくつかの役割を担う重要な部材です。
また、建物の長手方向につけられている破風板と同様の役割を担う板を「鼻隠し」といいます。
☆ 破風の役割 ☆
破風は建物の顔といわれることもありこの部分にこだわりを持つ建築主もいるようです。
しかし、破風は飾り・見た目をよくするためだけに取り付けられているのではありません。
破風の実用的な役割を把握してメンテナンスの重要性を知っておきましょう。
しかし、破風は飾り・見た目をよくするためだけに取り付けられているのではありません。
破風の実用的な役割を把握してメンテナンスの重要性を知っておきましょう。
1.『雨・風を防ぐ』
破風の最大の役割は、雨や風を防ぐことにあります。
建物の屋根は上からの雨や風に対して強い構造になっていますが横や下からの雨風に対して弱いという特徴があります。
破風があることで、屋根裏に侵入する雨風を妨ぐ効果があるのです。
建物の屋根は上からの雨や風に対して強い構造になっていますが横や下からの雨風に対して弱いという特徴があります。
破風があることで、屋根裏に侵入する雨風を妨ぐ効果があるのです。
2.『雨樋の基礎』
切妻屋根の長手方向に取り付けられる鼻隠しは破風板と同様の役割を担いながら雨樋の基礎という実用的な役割も担っています。
雨樋は、雨水が壁に流れることを防ぐ重要な設備です。
雨水を雨樋に集めて流すことで、外壁塗装の劣化を防ぎます。
つまり、住まいの耐久性を高める役割があるのです。
雨樋は、雨水が壁に流れることを防ぐ重要な設備です。
雨水を雨樋に集めて流すことで、外壁塗装の劣化を防ぎます。
つまり、住まいの耐久性を高める役割があるのです。
3.『防火』
破風板や鼻隠しには、雨や風から家を守るだけでなく火災からも守る大切な役割があります。
住宅火災は下から上へ向かって延焼するのが通常です。
窓から上がった火が軒に達するのは驚くほど早いため破風板によって屋根裏への火のまわりを遅らせる役目があります。
こうした理由から破風板には耐火性のある部材を使用します。
住宅火災は下から上へ向かって延焼するのが通常です。
窓から上がった火が軒に達するのは驚くほど早いため破風板によって屋根裏への火のまわりを遅らせる役目があります。
こうした理由から破風板には耐火性のある部材を使用します。
☆ 破風板が劣化する原因 ☆
破風板は時間の経過とともに劣化します。
当たり前ですが、普段から注目している箇所ではないため劣化が進んでから気づくことが多い部位でもあります。
台風や火事といった災難を最小限に食い止めるためにも事前知識として破風板の特性を把握しておいて損はありません。
破風板が劣化する主な原因を見ていきます。
1.『太陽の光』
破風板は一般的なもので20年程の耐久性があります。
とはいえ、常に常に紫外線を受け続けているため傷みやすいのも事実です。
破風板の部材が木質系であればその傾向は一層強くなります。
特に南側に面している木質系の破風板は塗装がはがれるといった劣化症状が出やすくなります。
とはいえ、常に常に紫外線を受け続けているため傷みやすいのも事実です。
破風板の部材が木質系であればその傾向は一層強くなります。
特に南側に面している木質系の破風板は塗装がはがれるといった劣化症状が出やすくなります。
2.『雨風による腐食』
強風や大雨、台風の影響によっても破風板は劣化していきます。
傷んで塗装がはがれた破風板に、水が浸入することが腐食の主な原因です。
木質系はサビは発生しませんが腐食のリスクがあることを覚えておきましょう。
傷んで塗装がはがれた破風板に、水が浸入することが腐食の主な原因です。
木質系はサビは発生しませんが腐食のリスクがあることを覚えておきましょう。
3.『自然災害による劣化』
雪の多い地域では、屋根から雪が落ちる際に破風板が破損する場合もあります。
また、屋根の雪が落ちるときに雨樋を壊してしまい一緒に鼻隠しも剥がれてしまうケースもあります。
雨樋の不具合を放置したことで上手に排水できず鼻隠しに水が侵入してしまうケースもあるかもしれません。
大雨・台風・大雪の後は、鼻隠し・雨樋・破風板を点検しておくと安心です。
また、屋根の雪が落ちるときに雨樋を壊してしまい一緒に鼻隠しも剥がれてしまうケースもあります。
雨樋の不具合を放置したことで上手に排水できず鼻隠しに水が侵入してしまうケースもあるかもしれません。
大雨・台風・大雪の後は、鼻隠し・雨樋・破風板を点検しておくと安心です。
☆ 劣化による危険性 ☆
1.落下
傷んでいる破風板を放置することで落下の危険性があります。
特に木質系は腐食が進むことで剥がれて落ちやすくなります。
特に木質系は腐食が進むことで剥がれて落ちやすくなります。
2.雨漏り
もともと雨の侵入を防ぐ破風板ですが防水性が劣化すれば必然的に雨水が屋根に入り込み雨漏りの原因になります。
気づかぬうちに屋根裏が腐食してしまうかもしれません。
破風板劣化に伴う雨漏りは屋根裏で起こるためすぐには気づきにくいという特徴があります。
気づかぬうちに屋根裏が腐食してしまうかもしれません。
破風板劣化に伴う雨漏りは屋根裏で起こるためすぐには気づきにくいという特徴があります。
3.家にダメージ
破風板が腐食することで、屋根材や外壁材へも腐食が進んでしまう危険性があります。
破風板が傷みだしたら早めに対策をとりましょう。
破風板が傷みだしたら早めに対策をとりましょう。
☆ 破風の劣化対策 ☆
破風板の経年劣化は避けられず台風などの自然災害もいつ起こるかわかりません。
そのため、事前に劣化対策を行うことをおススメします!
劣化が進む前に工事を依頼することで補修費を安く抑えることができます。
そのため、事前に劣化対策を行うことをおススメします!
劣化が進む前に工事を依頼することで補修費を安く抑えることができます。
1.塗装
破風板の劣化対策には、定期的に塗装を施すのがおすすめです。
塗装はどんな材質の破風板にも効果があります。
耐水性や耐久性の高い塗料を選ぶようにしましょう。
塗装はどんな材質の破風板にも効果があります。
耐水性や耐久性の高い塗料を選ぶようにしましょう。
2.金属板金巻き
金属板金巻きは、木質系の破風板に有効な補修方法です。
具体的には、ガルバリウム鋼版と呼ばれる金属板を破風板に巻き付けることで耐久性を高めます。
塗装のみの補修よりも防水性にすぐれ補修を行う回数を減らせるメリットがあります。
具体的には、ガルバリウム鋼版と呼ばれる金属板を破風板に巻き付けることで耐久性を高めます。
塗装のみの補修よりも防水性にすぐれ補修を行う回数を減らせるメリットがあります。
3.重度の劣化は破風板の交換を
劣化が激しい破風板は、新しいものと交換がよいでしょう。
破風板の交換には火災保険が適用になる場合があります。
劣化の原因が台風などの風による場合は風災として認定されることもあります。
家の大きさからすると小さな部分ですが放置しておくと家全体が劣化する原因になってしまうかもしれません!!!
これくらい、、、と放置せず気になる点がありましたらプロにみてもらってくださいね!
最後まで閲覧いただきまして有難うございました!
破風板の交換には火災保険が適用になる場合があります。
劣化の原因が台風などの風による場合は風災として認定されることもあります。
家の大きさからすると小さな部分ですが放置しておくと家全体が劣化する原因になってしまうかもしれません!!!
これくらい、、、と放置せず気になる点がありましたらプロにみてもらってくださいね!
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