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ガイソー沼津店

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塗装が出来ない屋根もあるんです!

2019.10.12
こんにちは!

ガイソー沼津店の佐野です!


前回屋根塗装の必要性をご紹介しました!

今回は塗装が出来ない屋根と屋根塗装が必要な時期についてご紹介してきます。

塗れない屋根材がある!?

 

・パミール


パミールという屋根材は、ミルフィーユのように層間剥離を起こしてしまいます。

したがって、パミールの屋根はいくら塗装しても表層が塗膜と一緒にめくれてしまいますので、塗装では対処できません。


まだ劣化が始まったばかりだとパミールだとわからずに塗ってしまう塗装会社がほとんどだそうです。

塗れない屋根に塗装をしても、数年後には塗膜が剥がれたりして、高いお金をかけた塗装も無意味になってしまいます。

早めに屋根をカバー、または葺き替えしなければ雨漏りの心配があります!

・レサス

レサスはひび割れやすいカラーベスト屋根材です。

経年後無数のひび割れが発生するので塗り替えではなく張り替えなければなりません。

レサスの屋根で、【一部ひび割れだけ補修して塗装】というのが無理です!!

割れやすい屋根材なのでレサスの上に人が上がると余計に割れてしまうことが予想されます...

補修作業に入っても新たにひび割れを増やしてしまうだけですので、屋根には上がりません。

レサスのひび割れが表面的なものなのかどうかを調べるために一枚剥がしてみると、
上の方のレサス屋根材で隠れている部分までひび割れていることが分かります。

仮にレサスを出来るだけ割らないように気を付けて、目で見えているひび割れ部分にシーリング材をつけて塗装したとしても、
カラーベストは屋根材で隠れている重なり部分から雨水を毛細管現象によって吸い上げてしまいます。

レサスの屋根材だと気付いたら雨漏れが心配なので、すぐに葺替か上葺きをオススメします!!


 

・コロニアルネオ・グリシェイドネオ

一見問題のないスレート屋根に見えますが、安易に屋根塗装を行ってしまうと
近い期間の内に補修が必要になってしまう可能性があるといわれているのがこの屋根材です。

グリシェイドNEOとコロニアルNEOは同時期に販売されました。

2つの屋根材の見分け方は「軒先のデザイン」です。

ストレートに仕上がっているのはグリシェイドNEOで、凸凹なデザインはコロニアルNEOのようです。

この2つの屋根材に挙げられる問題点はひび割れ・欠落・反り上がりです。

屋根材が反りあがったために重なりに隙間が生じています。

スレート屋根材自体が薄い為、太陽光や雨水の吸い込みにより反りや浮きを起こしやすい傾向にありますが、
屋根材には多数のひび割れが良く見られ、今現在問題は起きていなくとも、屋根材の割れが悪化してしまうと一気に落下することも考えられます。

特に割れやすいと言われているレサスと比較するとトラブルが少ないようですが、屋根塗装を行っても屋根材自体が長く持たない可能性が高いです。

 

屋根塗装の必要性や向いてる時期は?

 

・屋根塗装の必要な劣化のサイン

ここでは屋根の塗装の必要性がある劣化症状についてです。


①雨漏り 塗装の必要性:早急

雨漏りを見つけた場合には、早急に屋根を専門業者に確認してもらいましょう。

雨漏りが続くと、屋根の劣化だけでなく建物全体の劣化が早まってしまいます。

また、カビの発生による健康障害も懸念されます。

②ひび割れ 塗装の必要性:早急

ひび割れは主に外部からの衝撃や劣化によって発生します。

・外部からの衝撃

地震や車の通りが多く、地面が揺れ、建物がゆれることなどの外部からの衝撃によって、ひび割れが発生したり、広がってしまったりすることがあります。

・劣化

塗装の保護機能が低下したことにより、セメント瓦やスレート瓦等に雨水が染み込み、乾湿の繰返しによって脆くなってしまうためにひび割れが発生します。

ひび割れが発生している部分が一部であったとしても、屋根全体の劣化が進行している可能性が高いため、塗り替えよりも葺き替えが必要な場合もあります。

③剥がれ 塗装の必要性:早急

剥がれは、塗膜の劣化が進行することによって発生します。

剥がれが発生すると、風や雨によって症状の範囲は広がっていきます。

この症状は屋根が裸の状態になっており、劣化を急激に進行させてしまうこともあるため、早急に専門業者に確認してもらいましょう。


④サビ 塗装の必要性:なるべく早い段階での塗装がおすすめ

サビは、塗装の保護機能が低下し、金属が酸素と水に反応することによって発生します。

サビは塗り替え前に削って除去する必要があり、広範囲に広がっている場合は除去するために必要な費用と再発を防ぐための処置にかかる費用が高くなる傾向があります。

早急に塗装を行なう必要はありませんが、発生している範囲が狭いうちに適切な処置をとってもらうようにしましょう。


⑤コケ・藻 塗装の必要性:なるべく早い段階での塗装がおすすめ


コケや藻は、塗装の保護機能が落ち、屋根が水分を含みやすくなった結果として発生します。

早急に修繕を行なう必要はありませんが、発生した状態が続くと、屋根の劣化が早まりますので、コケや藻を除去した後、塗り替えを行なう必要があります。





ここまで、屋根の劣化症状についてご紹介してきましたが、慣れていない人にとっては屋根に上るのは非常に危険な行為です。

屋根に登らずに劣化症状を確認するためには、1階部分の屋根の確認や、双眼鏡を使って家の前の道路などからの観察をおすすめします。

上記の方法で、ご紹介した劣化症状を発見した場合や、気になることがある場合には、自ら屋根に上るのではなく、プロの業者に屋根の劣化状況を診断してもらいましょう。

もちろんガイソー沼津店でみ無料で点検させて頂きます!

お気軽にお問い合わせください。


最後まで閲覧いただきまして有難うございました!


 
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